私の想い

前田きよこ

私の想い

私の長女が、16年前の五個荘中学校の入学式終了直後に、複数の女子中学3年生にトイレに連れて行かれ、いじめに合いました。入学式がまだ肌寒く、ぜんそくが出ないようストッキングを履いていたのが「生意気だ」と真新しいスカーフを便器に投げ込まれ暴言の攻撃を受けました。

イラスト中学校生活に期待し、わくわくした嬉しげな娘の顔の表情が、この日から変わりました。私達家族も毎日泣きながら帰ってくる娘を励まし、「いじめを止めさせよう」と担任教師と連携して、「いじめ」と闘う日々が続きました。

また、私が住む地域に企業や住宅開発進出の話がありました。「企業から発する公害問題はないのか」「田や畑を売りたくない」とする者への嫌がらせなどがありました。公害問題より利益を求める人の強引なやり方が我慢できませんでした。いじめ問題や企業誘致優先の矛盾、「町は何をしているの」いたたまれなくなっていました。泣き虫の娘がひとり複数の3年生に怯えて通学をしている辛さを思うと、私も「おかしい事はおかしい」と言おう「親の私が何もしないでは変わらない」と町議会に出馬しました。そして、町議会議員になるともっと大きなおかしい事に気付きました。

一部の声の大きな人の意見が町運営に影響されていました。また、突然に市町村合併の大きな問題が出ました。合併する構成市町の変更や破たんなど一議員の力ではどうする事も出来ず、思い悩みましたが町長選挙に出馬し僅差で当選する事が出来ました。合併前の2年間でしたが、町長職を預からせてもらい前任者らの不正事件も発覚し解決することが出来ました。

そして、1市4町の東近江市が誕生し、少し遅れて、あと2町が合併に参入し、1市6町の鈴鹿山から琵琶湖までの大きな市になりました。

演説私は現在、東近江市議会議員2期目に至っています。合併協議を共に進めていた市長が一期で勇退されました。現市長は、元県会議員でしたが、合併協議に当時、関心が無かったように記憶しております。合併に関わった者は、「地域の良さを活かしたまちづくり」を約束していました。しかし、現在、市は各地域の拠点施設を縮小、統合、廃止に向けて、行政改革を推進しております。1市6町の多くの施設を短期間に行政改革推進委員に検討して貰い、その報告を発表しました。

身近な施設の廃止案が出ていることを知った市民は不安になりました。市民に痛みを伴う行政改革を進めるなら、財政難を市民に理解をして貰う努力をして、市民が公の施設や各補助金の減額、廃止の理解を得て、財政難の中でも市民が行政サービスで今何を一番に求めているのかニーズを聞き取り行政改革を推進すべきだと思います。時間と手間をかけた手法を取るべきと思います。市民の理解を得る努力を充分しないで、行政改革を急激に進めることは、市民が行政不信に陥ります。市行政が暴走しないよう1市6町の合併に関わった者の責任としても私は、情報公開と説明責任を果たさせ、市民とともに考え協力できる市民協働のまちづくりを進めて行くよう努めて参ります。今、少子高齢社会、財政難の厳しい市行政運営が求められていますが、市民が置き去りにされないよう、市行政のチェック機能として一生懸命働いてまいる所存です。そして、女性議員を増やし政策決定の場に女性の声が届くよう女性の政治団体「滋賀女性21世紀の会」を10数年前から活動をしています。しかし、市町村合併により女性議員は減る傾向になっています。選挙範囲が広くなり選挙組織が作りにくくなっている事も要因ですが、生活に密着した政治には女性の視点が政策に必要です。少子高齢社会に女性の声が必要です。さらに男女共同参画社会の推進に向け働いて参ります。引き続き皆さまのご支援をお願いします。