脱原発実現の猶予はない
―五個荘 Nさん―

滋賀県に接する福井県には、敦賀・美浜・高浜・大飯の原子力発電所に計13基の原子炉、そして高速増殖原型炉「もんじゅ」があり、廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」を合わせると15基の原子炉がある。

本年3月11日の東北地方太平洋沖地震で、東京電力福島第一原子力発電所6基の原子炉のうち4基が大事故を起こし、未曾有の放射能汚染をもたらし、この事故自体いつ収束するか分からない状況である。

私たちは電気が火力や水力による発電以外に、原子力によっても発電され、沖縄を除くどの電力会社も原子力発電所を所有していることは、知っていたと思う。

しかし、原子力発電は安全であり効率的なものであるという認識は、今回の原発事故で吹っ飛んでしまった。これまで外国においても甚大な原発事故を起こしていたにも拘わらず、その事実から原子力発電の危険を学ぼうとしなかった。

反原発運動は続いているが、今国民こぞって原発の危険を学び、原発を一日も早く停止・廃炉にしなければならない。関西電力は原発依存度が高いので、原発を廃止すると危ういと言われるが、この夏における大企業の自家発電設備により自立しており、心配はない。

脱原発を目指し全国いたるところで研修会、講演会が行われている。

さる10月10日、大津市内で広瀬隆氏(作家)が「福島から広がる放射能汚染・関西の水がめ琵琶湖が危ない」と題して講演され、多くの市民が学び前田清子さんも参加されていた。 私も参加したが、長年原子力発電の危険を指摘され、地震災害、放射能災害の防災を身上とされ、訴え続けられておられる。

本年5月以降毎月、脱原発ウォークが大津市でで取り組まれている。脱原発に向けた草の根運動は大切だ。